通気工法サイディング「ガルウィンド」
注目の外側断熱を一発施工で
アイジー工業 住宅ジャーナル 07年8月号
ガルウィンドの展示(上)と通気層を確保できる断面形状(上右)
アイジー工業(本社=山形県東根市蟹沢上縄目1816‐12 金田直治社長)は、7月5、6の2日間、東京・港区の東京都立産業貿易センター浜松町館で「07アイジーフェア」を開催。建材流通店、サイディング施工店、設計事務所、ビルダー、商社など800人あまりを動員した。
同フェアの開催は北海道、首都圏市場では恒例の新製品発表と販売促進の催事として定着しているが、今年からは西日本地域の得意先を対象として大阪での開催(7月12日)も加えられた。北海道の開催は、東京の開催に先だち6月26、27日の2日間、札幌で開催しており、新製品として今回のフェアで発表された通気工法むけのアイジー通気サイディング「ガルウィンド」も、得意先から確かな評価を得ての東京開催となった。
いま住宅産業界では、外壁の断熱の考え方として「外側断熱工法」が、なお一層の断熱性能を高める付加断熱として注目されている。壁面内部の断熱だけでは永年の間に断熱材の中に蓄熱されて、壁自体が温められて十分な断熱効果が得られなくなる事例も出ており、断熱を施工した壁の外側に通気層を設け対流現象をおこして壁自体の蓄熱と温度上昇を抑えるという考え方である。このほかにも、この工法には構造材に鉄骨を使用した住宅においては、柱の部分の熱橋によって外装材に汚れを作ってしまうことから、その解消方法としても外側断熱は施工されている。
新開発の「ガルウィンド」は、サイディングの施工と通気層の確保を一発施工で実現し、断熱性、軽量性に優れた金属サイディングに、“簡単・確実に通気層を確保”を可能としたものとして、いま注目の「外側断熱」を実現したサイディングということができる。
「ガルウィンド」の最大の特徴は、製品の断面形状が、施工するだけで通気層を作るような構造になっていることで、このことによって外壁に通気層を確保して、@壁内結露を抑制する A遮熱効果を高めて、壁内部の蓄熱を抑える B透湿防水シートと「ガルウィンド」の裏面紙で、万一の雨水の浸入に際しても排水経路が確保されている――ほか、働き幅も455_と幅広サイズとしたことで柱、間柱の間隔が455_(正規の工法)の場合は胴縁がなくても施工ができることにある。
現在ヒット中の「ガルスパン」に次ぐ新製品として、来場者からも熱い視線が注がれていたが、何よりも一発施工で通気層を確保して、いま注目の外側断熱を可能とするサイディングとして高い評価を得ていた。サイディング施工店からは「施工=通気層確保ということは、外壁改修のリフォーム分野でも性能を発揮できるのではないか」との声も聞かれた。
「ガルウィンド」の製品規格は次のとおり。
・張り方向=縦張り専用 ・働き幅=455_ ・厚さ25_(最小厚13_) ・長さ=3000、4000(6000_まで、10_単位で特注寸法対応可) ・柄=ラヴィンストライプ ・色=ラヴィンブラウン、ラヴィンシェル ・認定=木造下地防火構造、木造下地準防火構造、準不燃材料認定取得 ・設計価格=4000円/u当たり ・今年度販売目標=10万u
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